2006年の新春を迎え皆様におかれましてはお変わりなく、お喜びを申し上げます。
さて、医療の世界もめざましい発展を遂げ、対症医療から予防医学へと、そして未病医学へと発展を遂げてまいりました。
アンチ・エイジングという単語を耳にしたことがありますか。直訳では、加齢・老化(エイジング)に対抗して(アンチ)打ち勝つとなります。抗加齢医療、若返り療法と呼ばれているものがそれに当たります。
抗加齢医学は今後の医療の三本柱の一つと考えられています。あとの二つは体組織を再生して治療に使う再生医療と遺伝子情報に基づいて治療する遺伝子治療です。しかも加齢現象をコントロールする予防医学が発達すれば、将来の医療費は大幅に削減されます。これは1990年代以降の米国で実証済みです。健康であるうちから細胞・組織のレベルでの変化を予防していく予防医学の最先端です。
医療レベルで老化をコントロールし、若さや美しさを取り戻し、活き活きとした健康な体を維持することが可能になったなんて、医学の進歩って本当に素晴らしいですよね。
2001年4月には日本抗加齢医学研究会が設立されました。専門領域の垣根を越えてこれまで統合的に検証されることの少なかった健康維持法を、医学的に老化のシステムを解明し治療や予防に役立てようと提案しているんですよ。
現在、抗加齢療法と称されるものには次の6つが代表的です。ホルモン補充療法、抗酸化療法(活性酸素の除去)、フォトフェイシャルを中心とした光療法、免疫強化療法、サプリメントに代表される代替医療、ホリスティック・メディスンの統合医療です。
いづれにしても「健康で元気に活き活き老いる」は長寿社会の日本にあっては最重要のテーマなのかもしれませんね。